2020年12月14日月曜日

ホタル観察地の整備(第2弾)

 ホタル観察場所の林縁整備を地元の「中根地区里山保全会」の方々と一緒に行いました。

当該地は、従来、林縁に沿って道がありましたが、水田耕作を行わなくなったことや竹材の利用が無くなったこと等から道には大きな竹が生えて通行できる状態ではなかった。

伐採する竹は、直径20㎝もある太い孟宗竹で根元を切っても処分するのが大変、兎に角、倒すのに一苦労です。

重機保有者が出動、道なき道を突き進む

開墾同様の作業

片付け可能なサイズに

湧き水があるのでサワガニ出現 




伐採した竹の量がスゴイ

枝部分は焼却処分

竹伐採して確保した広場で休憩

出口まで開通


通行不能の林縁部整備

 

整備箇所を望む

整備前の景観









整備した場所で開催するホタル観察会が楽しみです。

里山観察会や生物観察の新フィールド誕生です。



2020年11月30日月曜日

秋の里山観察会(10月31日)

 秋の里山観察会をいつものコースで開催しました。

  開催日 :令和2年10月31日(土曜)

 参加者 :30名(一般参加者と会員)

 集合場所:本埜小学校駐車場 

 時 間 :9時30分~12時

  コロナウイルス感染に気をつけて、里山で秋を感じる観察会を行いました。

秋は様々な植物が実をつけていますので、今回はこれらの実をテーマとして観察しました。

以下にスナップ写真を掲載します。



コウヤボウキ

キチジョウソウ





ナガコガネグモ

 

カラスウリ

カマキリの卵

ヒヨドリジョウゴの実


手前はかつては水田でした。

スズメウリ

ミゾソバ

落花生畑

やはり昆虫に関心を


ショウリョウバッタ





2020年10月24日土曜日

キノコ観察会(10月3日)

  秋はキノコの季節です。キノコに詳しい森林インストラクターを講師に迎え、我々が整備をしている森で観察会を行いました。

 開催日:令和2年10月3日(土曜日)

 時 間:10時~12時

 場 所:滝まなびの森

 参加者:里山の会ECOMO会員

以下、観察会の様子です。

 

こちらは、我々がホダギから制作した成果です。


 


 









広場で採取したキノコを並べ、講師の確認記録は以下の通りです。

ツキヨタケ科 モリノカレバタケ属 モリノカレバタケの仲間
アカチャツエタケ
タマバリタケ科 ツエタケ属 ツエタケ
ダイダイガサ増 ダイダイガサ
ホウライタケ科 ホウライタケ属 ハリガネオチバタケ

ホウライタケの仲間
ラッシタケ科 クヌギタケ属 チシオタケ
クヌギタケの仲間
テングタケ科 テングタケ属 タマゴタケ
コテングタケモドキ
ウラベニガサ科 ウラベニガサ属 ベニヒダタケ
ハラタケ科 オオシロカラカサタケ属 オオシロカラカサタケ
シロカラカサタケ属 アカキツネガサ
キツネノカラカサ属 キヒダカラカサタケ
ホコリタケ属 ホコリタケ
ナヨタケ科 ヒメヒトヨタケ属 ヒトヨタケ

イネセンボンタケ
アセタケ科 アセタケ属 アセタケの仲間
イグチ科 アワタケ属 アワタケ
ヤマドリタケ属 ヒメコウジタケ
ベニタケ科 ベニタケ属 ニセクロハツ類似種
ヒビワレシロハツ
カワリハツ
アイバカラハツモドキ(仮称)
タマチョレイタケ科 ウチワタケ属 ツヤウチワタケ
マンネンタケ属 コフキサルノコシカケ
チャミダレアミタケ属 チャカイガラタケ

独り言:キノコはカビの仲間との事、種類が多く判別するのは困難でした。しかし、講師のお陰で楽しいキノコ観察会となりました。

2020年9月24日木曜日

秋の鳴く虫観察会(9月19日)

  里山自然の環境指標動物であるクツワムシを中心に、いつものフィールドに出かけてみました。今年も残念ながら鳴く虫に詳しい青年の参加がなかったが、秋の夕暮れ、高感度な聴力を持った子供達が参加してくれました。

  開催日:令和2年9月19日(土曜)

  時 間:午後5時~7時半

  場 所:滝まなびの森周辺

  参加者:里山の会ECOMO会員+α

 

 

オオミノガ発見(集合場所のコナラ)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森と反対側のススキのヤブには、多くのキタキチョウが休んでいました。
また、マツムシを探している時になんと、偶然にナンバンキセルを発見しました。

キタキチョウ


ナンバンキセル


一生懸命に探してくれる少年


やっと確認・撮影できたスズムシ

確認できた鳴く虫は、アオマツムシ、スズムシ、ハヤシノウマオイでした。残念ながらクツワムシの鳴き声に近い虫がいたようでしたが確認出来ませんでした。

今年は、8月に入って梅雨が空け、その後は猛暑が続いていました。例年、確実にクツワムシが確認できる場所にはマムシグサやウラシマソウが殆ど少なく、このことが影響していたのか不明です。

 

2020年4月16日木曜日

ホタル観察地の谷津整備

 近年、ホタル観察を行っている場所にイノシシの出現が確認されました。当該谷津一帯は10年以上前から耕作が放棄されており、非常に背の高い葦やガマが生えてしいました。結果、イノシシの棲み処として適地となってしまいました。この様な状況下、竜腹寺地区にお住いの方々が中心となって葦等の刈り払いを行って下さいました。勿論、里山の会ECOMOの会員有志も一緒に葦の刈り取り等で汗をながしました。

整備前
整備前 放棄地一面にはヨシが繁茂

整備後
葦は綺麗に刈り取られて見晴らし良く、左はイノシシ捕獲罠


 
池を設ける工事も!


池のある斜面から整備地を望む

当該地にはシオヤトンボの群

こちらはシオヤトンボ(雄)