公益財団法人日本自然保護協会が開催した「下総生物多様性アクションプラン推進会議」に参加した際に里山等の自然環境の指標動物であるクツワムシの調査・研究している大学院生の発表を聞きました。
なんと、我々が整備している里山である「滝まなびの森」周辺で調査をしていることを知り、調査及び観察を行うことを企画しました。(プライベート開催)
開催日 :平成27年9月19日(土曜)
時間 :午後5時~7時半
集合場所:滝まなびの森 看板前
参加者 :9名
久しぶりの秋晴れに恵まれた夕闇せまる頃に参集、何故、クツワムシなのか等など、研究対象とした理由等も伺いながら・・・・・・スタート!
クツワムシは移動が得意でなく行動半径は、300m程と言われており、環境変化の影響を受けやすいと言われている。
食草はイモ類等の葉、新潟県が北限と言われており岩手県には生息していないとの事
クツワムシの生態に関する説明
クヌギの木にアカボシゴマダラ
日没頃に林縁を行ったり来たりしながら虫の鳴き声に聞き耳を立てて、研究者である大学院生の説明を聞きながら。。。。。。
改めて、発見した虫を見て、こいつが鳴いている犯人(犯虫?)であるか確認、以下の写真で雰囲気をご覧ください。
いよいよ観察スタート
クツワムシ(茶)
クツワムシ(緑)
ナミアゲハ(就眠中?)
マツムシ登場(少ない)
アオマツムシは非常にうるさい程、よく鳴いており、マツムシやウマオイ等の鳴き声が聞きずらい状況でした。
ハヤシノウマオイ
ハヤシノウマオイ
蝉が脱皮中
虫の音を聞く観察会もなかなか良いものでした。
他に観察した虫(鳴き声含む)は、ササキリ、ウスイロササキリ、キリギリス
スズムシ、アオマツムシ、カンタン、セズジツユムシ等
来年は、公式行事に加えて開催するのも良いものと思った次第です。
企画開催:押田