主役は、北の国へ帰ったのでブログに紹介することにします。
昨年12月20日 毎年、日本には1羽か2羽程度しか飛来しない迷鳥のソデグロヅルが印西市の白鳥飛来地(旧本埜村)および栄町に出現した。
この珍しい鳥が飛来し、特定の地域に多くの人達が押しかけてくることが予想され問題が生じなければよいが。。。。
さー大変!
千葉県野鳥の会の地元会員でもあるK氏が野鳥を愛する立場から奔走・対応した経験から珍鳥出現対策マニュアルを作りました。この方は里山の会ECOMOの会員でもありますので千葉県野鳥の会の会報から引用させていただきました。
①地元の役場に連絡:役場から多数カメラマン押し寄せることを地域の方に連絡・理解してもらう依頼を行った。
②警告文の作成依頼:生活道路や農道に迷惑駐車をしない警告文の掲示作業をお願いした。
③車の移動要請:防火用水槽上の車、すれ違い不能の農道上の車などを地元の鳥獣保護員と協力して車を他へ移動してもらった。
④ツルの逃げ場確保:デジカメマン達は2本の農道でソデグロヅルを挟むようにして撮影していた。これではツルの逃げる方向がない、そこで1本の農道からのみ撮影してもらうようにした。
⑤地域住民対応:犬を連れた地元の散歩者が来た。何事が起きているのかといぶかしげるので説明をした。
なお、挨拶をしない人間がいたら怪しいなと思い、積極的にこちらから声かけをして行動を規制する必要がある。
等、身近で珍鳥が出現したら、このような方法で守ってくださいとK氏が実践してまとめたものです。
多くのカメラマンが餌場のソデグロツルを撮影に!
その他、飛来していた野鳥達もご覧下さい!
「オオハクチョウ」
「アメリカコハクチョウ」
また、K氏は、
車の迷惑駐車をする田んぼの畦は壊す。
飲んだコーヒーカンを水田に捨てていくなどしたら、集落の人は最後の手段で対応することを留意しておいてほしい。
→すなわち、空に向かって猟銃を一発打ち放す。
これで飛び去らない鳥などいるはずがない。
珍鳥騒ぎはこれで終結してしまう。
と述べている。
以上の様な事態にならないためにも、地域で生活している方の立場にたって行動して欲しいものである。
来年、また飛来してくるのかな、複雑な気持ちである。。。。
引用資料 :千葉県野鳥の会 会報2012年2月号
写真提供者:都内在住の愛鳥家C氏
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